このページでは客先常駐SEや特定派遣SEの末路について言及していきます。
・客先現在常駐SEをしているけれど将来が不安だ
・派遣型のエンジニアの未来が気になる
こういった方向けの記事となっておりますので、客先常駐SEの末路が気になる方は是非参考にしてみてください。
Contents
誰も語らない!悲惨な客先常駐SEの末路
まず前提として客先常駐SEの悲惨な末路は誰も語りません。
まず派遣会社がエンジニアに対して説明しないことはいうまでもありません。
「ウチの会社に入ったら将来は使い捨てになるよ」などと本当の事をいうはずがありませんよね。
当然ながら派遣会社の営業も会社側の人間ですから同様です。
彼らはいかにトラブルを避けピンハネし自分のインセンティブを稼ぐかということしか頭にありませんから、派遣エンジニアの将来などどうなろうと知ったことではありません。
先輩SEは語らない
客先常駐SEで悲惨な末路を辿ったエンジニアも語りません。
何故かというと誰も自分の惨めな姿など伝えたくないからです。
自分のメリットにならないのに負け組となった自分の姿を後輩に語ろうなどという聖人君子のような人が少ないのは、自身の立場に置き換えてみれば想像できるのではないでしょうか。
勝ち組と負け組がハッキリわかれるITエンジニア職
これは厳然たる事実ですが、ITエンジニア職は勝ち組と負け組がはっきり分かれます。
最もわかりやすいのが生涯年収です。
この業界にいると実感しますが、同じ「ITエンジニア」という仕事でも30代そこそこで年収1000万円近いSEと年収300万円台の派遣SEがおります。
これは残酷ですが、彼らにそこまで大きな違いはないというのも事実です。
年代別!客先常駐や派遣型SEの地獄のような末路を知っておくべし
では実際客先常駐SEは特定派遣SEはどのような末路を辿るのか?という点を説明させていただきます。
より具体的にイメージできるように年代別に分けて説明していきます。
30代
30代の客先常駐SEは比較的案件が豊富です。
ただし、30代中盤をピークに参画できる案件数は落ちてきます。
何故かというと客先常駐や派遣エンジニアの仕事は簡単な作業が多いため、若くて単価の安いエンジニアにどんどんパイを奪われていくからです。
30代で微妙なスキルのプログラマーを受け入れるのであれば、経験1~2年でもいいのでガリガリ開発してくれる体力のある若手のほうが圧倒的に価値が高いのです。
今の職場で市場価値があがるか?しっかり考えよう。
40代
40代の客先常駐SEは生き残るのが極めて困難です。
先ほど説明したように、派遣型SEを必要としている現場は圧倒的に若くて単価の安いプログラマーが好まれます。
現場としても40代のおじさんは非常に使いにくいという理由もあり、40代になるとガクッと案件数が少なくなってきます。
また、上流工程は基本的にはプロパーで回すことが多いのでどこの馬の骨ともわからない派遣SEを重宝することは少ないです。
(よほどレアスキルを持っていれば別ですが)
本当にハイスペックなエンジニアはフリーランスエンジニアなどから調達しますので、中途半端な年齢の派遣SEを受けれるプロジェクトは極めてすくないのが
現実です。
50代
50代に客先常駐SEとして生き残れるのは皆無といっていいでしょう。
コンサルティングファーム出身のコンサルやPM、PMOといったポディションであればこの年齢で活躍している方はいます。
ただしただの客先常駐SEでプログラマーやってました、というSEが生き残ることは不可能です。
理由は40代の項目で説明した通りです。
クビになった客先常駐SEはどうなるのか?
ここまで客先常駐SEの末路と年代別の状況について説明させていただきました。
多くのSES会社ではエンジニアの年齢が高くなるにつれ、
案件がなくなり待機→給料カット→クビという
流れでクビになっていきます。
このあたりの流れはまた別ページでも解説させていただこうと思います。
このページの本旨は「客先常駐SEの末路」ということなので、クビになった後の末路について解説していきます。
IT業界では生きていけない
客先常駐SEや特定派遣SEをクビになったエンジニアはほぼIT業界では生きていけません。
何故なら派遣系会社で案件がなくクビになるということは他の派遣会社にいっても案件がないからです。
派遣会社では少しでも利益に繋がる人材であればクビにせず確保しておきます。
それをクビにしてリリースするということは年齢、スキルなど総合的に見て本当に市場価値がない出がらしの状態になっていると判断できます。
特に客先常駐SEはスキルアップがみにつかない現場ばかりを回っているので絶望的です。
「客先常駐SEは使い捨て」とよく言われるのはこのような現実があるからで、大きな社会問題になっているのです。
アルバイトをする
そうなるとアルバイトをするしかありません。
コンビニや交通整理で日銭を稼ぐ方も多く、ITエンジニアの末路としては本当に悲惨です。
もちろんクラウドソーシングでIT技術を生かしたアルバイトもありますが、スキルが低いおじさんエンジニアがそれで食っていけるほど現実は甘くありません。
あまりにも厳しい老後を迎えることに
客先常駐SEのほとんどが貯金も少なく、カツカツの生活を送っています。
その収入の低さもあり、40代で貯金が500万円あるエンジニアなどほとんどいません。
かついつクビになってもおかしくない不安定な雇用形態です。
このようにあまりに厳しい老後を迎えるのが客先常駐SEの末路なのです。
まとめ
客先常駐SEと特定派遣SEの末路について説明してみました。
本文でも説明したように客先常駐SEである以上一生這い上がれずポイ捨てされるのは明らかです。
しかしながら若いうちであればまだ派遣SEから脱出できます。
理由は簡単でITエンジニアは若ければ若いほど市場価値は高いからです。
弱小の派遣会社を辞め、大手企業や優良企業に就職できるチャンスがあるのは若いうちだと知っておきましょう。
そして脱出する方法は2パターンしかありません。それは独立or転職です。
転職して客先常駐を脱出する
転職活動には転職エージェントを使うことがマストと言えます。
・非公開求人があるため求人数が圧倒的に多い
・求人サイトの情報は釣りや過大広告が多い
・専属の営業スタッフに企業の雰囲気を教えてもらえる
など求人サイトを使った転職活動と比較すると様々なメリットがあります。
ちなみに転職での失敗理由の断トツ一位は「入社前に思っていたのと会社の雰囲気が違っていた」です。
求人広告や面接の場だけでは判断できないことも多いのです。
転職エージェントの営業は会社の雰囲気もよく知っているためこういったアンマッチを防ぐことができるのも大きな利点です。
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独立して客先常駐を脱出する
独立し、フリーランスとなることで自分の裁量で仕事をすることができます。派遣会社の指示のもとでスキルがつかない案件を転々とするよりも、自分の好きな仕事、得意な仕事を何度もこなしましょう。そうしてスペシャリストになることがエンジニアが一生食いっぱぐれない方法です。
また市場価値の高い年齢の若いうちに独立して効率よく稼いでおく、というのも手です。独立すれば年収1000万円は達成可能範囲内です。
客先常駐の経験を活かして独立する場合、相性の良いエージェントを紹介します。今すぐに独立する気はなくても自分の市場価値を再確認する意味で登録しておくことをお勧めします。
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