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ロハとは?ロハにしてとは?死語なの?使い方は?徹底解説

このページではロハについて説明します。ロハにしてほしいなどと聞かれたことはありますでしょうか?現代では死語と言われることも多いロハですが、ビジネスマンとして使いかたや基礎知識を理解しておきましょう。

ロハとは?

ロハの意味とは一体なんでしょうか?
結論からいうとロハとは無料(タダ)という意味です。

正式なビジネス用語といえるかは微妙ですが、少しバブル期のサラリーマン社会で
頻繁に使用されていた言語です。
「ロハ」「ロハにする」などという表現をします。

ロハの語源とは?

ロハの語源とはいったいなんでしょうか。
ロハの語源とは漢字の只(ただ)からきているという説が有力です。
只の感じを分解してみると、カタカナで「ロ」と「ハ」に分けることができるのに気が付くと思います。
これがロハの語源とされているようです。

また、ロハの語源としてもう一つ候補とされている説があります。
それはドイツのザクセン地方では気前がよくなんでも人に奢ってしまうことを「ロッハー」というらしいです。
ここから派生してタダのことをロハというようになったという説もあります。

ロハ・ロハにするの使い方について

ロハはどのように使うのでしょうか?
プライベートでの使用例
「ごめん、小銭ないからロハにして」
仕事での使用例
「弊社の予算が厳しいので、こちらの追加作業の工数はロハでお願いできないでしょうか?」

ロハにするのニュアンス

ロハとセットで使われるのがロハにするという言葉です。
この言葉は単純にタダにしてほしいということを伝える意味です。
ロハにするのニュアンスとしては「タダにしてほしいけどストレートにいうと角がたつ」
くらいの感じでしょうか。
一般的にはタダにしてほしい側が使う用語です。

ロハにするを使うのに適していない場面

ロハにするを使う際の注意点として一般的にはあまり上司や目上に方に使ってはいけない点を注意しましょう。
そもそもタダにするという依頼をしているので、言い方や雰囲気を考慮しながら使わないと非常識ととられてしまう
ことがあります。

ロハについての注意点

ロハという言葉の注意点をあげます。
ビジネス上でロハとは無料という意味なので、軽々しく了承してはいけません。
中には「この部分はロハで頼むね」などタダを既成事実として押し付けてくる人もいます。
ロハといわれるとフランクな雰囲気がして油断してしまいますが、お金が絡むことですので思いもしない被害が
生まれる可能性もあります。
「その点については検討させていただきます」「一度社に持ち帰らせてください」
など慎重に対応する必要があります。

ロハは死語?

ロハは死語かどうかと言われると死語だと思います。
現代の社会でロハにしてなどという言葉はまず聞くことはありません。
バルブ時代に頻繁に使われた「ザギン」「シースー」
などと同列の言葉として認識しておけば問題ないでしょう。
目上の方やバブル時代を生きた先輩との会話のきっかけになることはあるかもしれません。

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